「デニム」「ジーンズ」「ジーパン」の呼び方について
おはようございます! えむです!
皆さん上記の画像の物をどのように呼んでいますか?
デニム(デニムパンツ)、ジーンズ、ジーパン、様々呼び方がありますが、今回はこの呼び方についての記事になります。最後まで読んで頂けると幸いです。
1.デニム
デニムとは縦糸をインディゴによって染色し、綾織りにした素材が綿の生地のことを表します。
語源としてはフランス語の「セルジュ・ドゥ・ニーム(serge de Nîmes)」からきていると言われています。
つまりデニム=生地の名称ということになります。
そして語源になっている「セルジュ・ドゥ・ニーム」とは「ニーム産のサージ生地」という意味になります。
ニームとはフランス南部に位置する都市で、温暖な気候、港町マルセイユに近いということもあり、18世紀頃、綿製品の貿易が盛んに行われていました。
そして上記で述べた語源のセルジュドゥニームがアメリカなどの英語圏で発音し易いように変化していき、今の「デニム」と呼ばれるようになったと言われています。
2.ジーンズ
次にジーンズについてですが、簡単に説明すると「デニム生地などの厚手織物生地で作られたズボン」を表しています。
ジーンズの語源についてですがイタリアの「ジェノバ」が関係していると言われています。
上記で述べた港町マルセイユと覇権争いをするほどジェノバも貿易が盛んであり、織物をアメリカへ輸出する集荷地としても有力でした。
そんな中、アメリカ人たちがジェノバから来ていた船乗りたちが着ていたズボンの素材やズボンそのものを「ジェノバ製」という意味の「ジェンズ (Genes)」あるいは「ジェノワーズ(Genois)」と呼んでいたとされています。
やがてその呼び方が「ジーンズ」と発音されるようになったと言われています。
3.ジーパン
最後にジーパンについてですが、ジーパンは日本で生まれた言葉であるとされています。
きっかけは、第二次世界大戦後、日本に駐留していたアメリカ軍だと言われています。
アメリカ軍兵士のことを正式名称では「Government Issuees(ガバメント イシュー)」
と表します。
この頭文字の「GとI」をとってGIとアメリカ軍のことを読んでおり、GIが履いていたパンツだから「GIパンツ」と呼ばれ、その頭文字を取って「Gパン」となったと言われています。
4.まとめ
今回の記事では「デニム」「ジーンズ」「ジーパン」の呼び方についてご紹介してきましたが、上記で述べてきたことをまとめると
デニム=生地の名称
ジーンズ=厚手織物で作られたズボン
といったようになります。
身近な言葉でも詳しくみていくと面白い発見があるますね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回の更新までではまた!